埼玉県立川口高等学校

埼玉県立川口高等学校

埼玉県立川口高等学校 埼玉県立川口高等学校

学校行事報告

第70回卒業証書授与式 PTA会長式辞

県立川口高校の卒業式が挙行されるにあたり、一言お祝いの言葉を述べさせていただきます。

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
 厳しい受験戦争を勝ち超えて早いもので3年が経ちました。こうして壇上から拝見させていただきますと、一段と逞しく成長している姿に嬉しい気持ちでいっぱいであり、川高生として卒業する皆さんを誇りに思います。

 本当に3年間はあっという間だったかと思います。緊張感を持って入学式を迎え、勉強、部活動、課外活動等に一生懸命に取り組み、友達ともよく遊んだことでしょう。今日は卒業式となりました。今日より様々な思い出を胸に一歩前進の人生を歩んで行ってください。

 今から14年前の2004年アテネオリンピック男子ハンマー投げで金メダルに輝いた室伏広治選手をご存知でしょうか?皆さんは4歳ですね。それから7年後の2011年に行われた世界陸上で彼は36歳。自らの著書にこう書いてあります。
 ピークは過ぎたと自分でも思っていた。と。しかし、3月11日、東日本大震災が起き、被災地を訪れ、被災者を励ます中で思わず「メダル宣言」をしてしまった。大震災から2か月後の世界陸上で金メダル、翌年のロンドンオリンピックで銅メダルを獲得しました。
 室伏さんの座右の銘は「目的と目標を定めて最短の軌道を描け」だと言います。被災者に勇気を送りたいというのが「目的」、メダルが「目標」です。
 皆さんは「目標」はいつも掲げているかと思います。もっと大事になのは「目的」に他なりません。何のため、その目標があるのかを常に見失ってはいけないという事が室伏さんの偉業でもわかります。
 「何のため」「誰のため」という目的を原動力にこれからの歩みを朗らかにそして力強く前進していってください。

 364名の卒業生全員がこれから先、信念を持って、勇気を出して、今いる場所で勝利の人生を歩んでいただきたいと切に思うものであります。

 私たち大人はこれからも皆さんに付きあいます。悲しいとき、辛いときがあったらそばにいます。何も心配せず、思う存分に羽ばたいてください。「未来の自分を見たければ、現在の自分を見よ」と言われます。10年後、20年後の自分はどうなっているのか。答えは今の自分にあるのです。しっかり今の自分を見つめ、今何をしなければいけないのかを考えてみてください。そしてしっかり「目的」を持ったとき、きっと夢や目標は掴めるはずです。

 保護者の皆さま、本日はお子様のご卒業大変におめでとうございます。18年前に授かった可愛くて可愛くてしょうがないわが子が高校生活を終えようとしています。逞しく育った自慢の我が子はいかがでしょうか。今日までPTA活動にご理解ご協力をいただきまして、ありがとうございました。引き続き川高のPTA活動にご協力を賜りましたら幸いでございます。

 卒業生の皆さん、皆さんの笑顔と輝く瞳は忘れません。この先の不安など蹴散らして堂々と胸を張って卒業して行ってください。どうか健康で無事故でこれからもがんばってください。そしてこれからの活躍に期待しています。卒業、本当におめでとうございます。

平成30年3月13日
PTA会長 谷田部宜宏